古畑中学生をやっとみたよ

やっとこさ古畑中学生を見た。
良い者が敵で、悪者が味方というセオリーに従って初めから疑っていた俺の勝ち。
そうやって初めから疑っていたので小さな事件も繋がるだろうと考えていた。
しかし、その背景までは想像できないのでキレイにつなげることはできなかった俺の負け。
 
話としては小さな事件が続きそれらは一つの大きな事件の一部であるという流れは好きな流れ。
また、繋がるのは解るけど細かいところまでは想像、推理できずモヤモヤしていているのをすっきり解決してくれる主人公は僕たちの味方。
ただ一つ疑問なのは、向島君と古畑が同級生という初期設定って本編にあったっけ?
まぁ数日だけの同級生だから古畑が忘れていて、向島君だけが覚えていたというのであれば本編設定は殺されないか。
いやいや、話の初めに現在の古畑が影響を受けた人物がいたという話の流れからその時一緒にいた人物を忘れるだろうか。
短い時間の中でももっとも一緒にいた人を忘れるだろうか。小学生ならまだしも中学生ともなると、大きな出来事の内容は多少記憶を美化したとしても誰といたかくらいは覚えていそうなのに。
もっとも古い話なので大事な部分だけ覚えていてあとは削った記憶だけが残るということも考えられるか。古畑警部補もいい年だし。
 
聞く話によると、古畑中学生は要請があれば書けると三谷幸喜さんは言っているらしい。
その話をまだ古畑中学生を見る前に聞いていたので「どうなのかなぁ」と思ったが、期待以上に楽しめたので第2弾も大歓迎だ。