1日目

 いやぁ、やっと入校しましたよ。いったい免許を取ると言ってからどれだけの時間が経っただろうか…(笑)まぁそれでもやっとこさ重い腰を上げて本日午後から入校してきました。んでもって、17時過ぎからいきなり技能が2時間あったりします。
 自分が選んだプランは『定時コース』というもので、予め自分の空いている時間を提示し、教習所側の予定にそったカリキュラムが組まれるというもので、空いている時間に予約を入れて受講する『マイペースプラン』とは全く違い、短期間のうちに集中して受講する『短期コース』とも微妙に違うコースです。

 重い腰を上げようとやっと決心したのが昨日のことである。ただでさえ求人が少ないこの御時世の田舎街では第一種普通自動車運転免許がないとより一層求人がないのが現状で、その中でも良い求人は直になくなってしまうからだ。また、こう無職の日々を重ねていると今流行のNEETにでもなってしまいそうな自分がいたからである。
 ということで昨日、早速近所の教習所へと赴き、何かと質問攻めしてみて、パンフレットを貰い帰宅。そして、今日は彼女のおかげで寝坊せずに済んだこともあり、早速入校しに行ってきた。

 自分が入校したのは、13時。一瞬のうちで頑張って溜めた大枚をはたき入学手続きを済ませ、2階の第3教室へ。なんかいろいろ説明を受けて、適性検査を受け、簡単なガイダンスを含んだ学科1を受講し、終了。

 この中で一番面白かったのは、やはり適性検査である。まず初めに出されたのが、漢字の読み取り問題。明らかに間違いだと気づいたのは、『酒酔い』の読みである。そのまま『さけよい』と多分読むのだろうけれど、自分は違った。『シュオイ』とハッキリ書いていた。もうどこから突っ込めばいいのか解りません(笑)『酔う』と言う字を『オウ』と読んでいるのかと、小学校からやり直せと…。
 次に出されたのが視力検査。これはもう見えたままにいうしかありません。しかし、色を答えるのは違った。以前の仕事柄、色の微妙な違いが気になってしかたないのです。もともと色を見る眼なんてもっていないのですが、明らかに紺色を青と表現していいのかと、日焼けして薄くなりオレンジとも朱色ともピンクとも見れる赤をなんと呼べばいいのかと…。
 そして極めつけは、ペーパー問題の適性検査である。間違いを探せだとか、三角を早く書きやがれだとか言われて、「もっと早く書ける。遅いよ〜もっともっと早く〜」なんて前で言われた時には笑いを堪えるのに必死で三角なんて書けません。それと、自分はチェックする問題などでは、例え問題に番号がふられていようと番号なんて気にせずにペン先に近い問題を解く癖があるのだが、ちゃんと番号順に解くように言われたり、右上から斜線していたのを、疲れたので左下から跳ねるように斜線をいれようとしたら、斜線は全て同じように、同じ向きで書くように言われたり、もう楽にさしてくれよと、それが適性検査(性格検査)に関係あるのかよと。むしろ、そういうタイプの人間なんだというレッテルを貼ってくれよと。

 つうことで、入校が終わったらいきなり夕方から技能の授業です。しかも2時間連続で。1時間目はゲームセンターにあるようなシュミレーション機での授業ということなのですが、それが終わればいきなり本物です。もう、心の準備なんて出来てないよと、もうエンストしまくる自信大有りだよと。

 ということで、技能を受講してきました。1時間目はビデオをみながらシュミレーション機をいじくるだけ。受講生が自分一人だったために、ギアチェンジの音が寂しく響いていました…。
 続いて本物の車に乗ってみた2時間目。これはもう、駄目でした。一番駄目だったのが、カーブ。外周の緩やかなカーブを直進したり、Uターンしたり、ハンドルのさばきかたの間隔がいまいちつかめない。クラッチもバイクと違って足なので半クラの感覚がつかめない。右曲がりのカーブは視界が悪すぎて目的方向見失う始末。
 いや〜初めての乗車で夜。しかも雨。まぁまぁできたほうではないかと、自分の中で勝手に思い込まないとこれから先の自信がありません…orz