またちょっとした口論に・・・

 新人さんが、県の仕事をしているのですが、それは自分も最後まで手がけた事がない仕事だったので、何か解らないことがあれば、自分が間に入って営業に話をつけたり、間に合わないとかめんどくさい箇所があれば手を貸すつもりでいた。それは、今日、昨日校了になった学校案内パンフレットの製版があったし、別のページ物の校了も予定されていたからだ。*1
 それは、誰がどう見ても解ることであり、特にその仕事を自分たち部下に割り振ったチーフや、サブチーフはソレを認識していて当然であると思っても間違いないはずである。
 が、しかし、自分は今日、チーフに怒られた。その内容っていうのは、自分が新人に県の仕事を押し付けて、一切面倒を見なかった。ということについてだった。メモをとったわけではないので、うる覚えではあるが、内容としては間違ってはいない。
 自分としては、今日はそういう状態になってしまったのは新人さんには悪いが仕方のないことだと思っているし、ソレを上が認識しているものと思っていたし、そういうやりかたで新人を今まで育ててきた会社のはずである。少なくとも去年の新人組である自分たちはそうやって仕事を覚えてきたのである。
 なのに、怒られた。「教えるなら、つきっきりで教えないけないじゃないか」という感じで。
 その一言で自分の中の何かが切れた。(ような気がする)
 自分は、
「つきっきりで教えるということは、今、自分が抱えている仕事は後回しでやれってことなのか?」
「解らないことがあれば、それはきちんと教えるが、つきっきりで教えろとは命令されていない」
とその二点を重点に自分の意見をぶつけた。
 が、返ってきたチーフの言葉は、
「新人や誰かに物を教えるのならば、多少なりとも、自分を犠牲にしなければならない」
「新人を教えるがやろ?」
自分は明らかな双方の認識の違いを実感した。
「自分は新人の教育係ではない。ただページ物などに関しては他のひとより、ほんの少しだけ知識があるので、教えるはするが、つきっきりで教えるつもりはないし、つきっきりで手取り足取り教えろとは一切いわれていない。なにより、そうやって自分の仕事が後回しになって文句を言われるのは自分なので、文句を言われないように早め早めに仕事を済ましてしまいたい。何より、それにより、帰りが遅くなっても何の保障(割増賃金など)はないのに、時間を潰すつもりはない。つきっきりで教えろというのならば、自分と新人の二人で一つの仕事を回せるように、仕事を割り振りするのが、チーフやサブチーフの仕事だろ。二人が二人とも別々の仕事をしているのに、つっきりで教えろというのは、自分に割り振られている仕事は時間内にこなせないことは必死である。」
と、自分の考えを思いつくままぶつけた。すると今度は自分すら忘れていた大切なことを思い出させてくれる台詞を発した。
「それを承知で契約書に判子を押したがやろ?」
 !!
 そういや、自分は入社面接及び入社試験や入社後も含めていままで、一度も労働契約書をみたことがないし、手当てや就業規約についても一言も聞いていないのである!!
 あれ?もしかして、自分は本当はあの会社の社員じゃないんだろうか?あれ?(ww

*1:このページ物は営業が忘れており、校了は明日へと変更になった