写真日記@ミサンガ386日目

姉は片付けられない女だ。
そして姉の部屋と私の部屋はふすまで仕切られているだけだ。
そのふすまの前に姉は大きなラックを置いており、そこにVHSやらDVDやらを詰め込んでいる。
そのラックの重みで畳が沈み、ラックはふすまにもたれかかるように倒れてきている。
もう何年も前から片付けろ。そんなにため込んでも新しいのをまた録画して、古いのは見ないのだから捨てろと言い続けてきた。
ふすまをしめっぱなしにすることで空気の巡回ができず、熱がこもるし、夏は最悪だ。
そして今日、毎年恒例のようにふすまが開けられず私はイライラしていた。
無理矢理ふすまをずらすと、ふすまが動かなくなり、部屋から出られなくなってしまった。
片付けられない女ってなんなの?バカなの死ぬの?死蔵した物に家賃を払っているのは誰だと思っているんだよ。