写真日記@ミサンガ265日目

例えばダイソーでセロテープとテープ台も買ってきてと人に頼んだとする。
しかしセロテープは商標であり、ダイソーではセロテープはおいて無く、ただのセロテープだった場合、頼まれた人は買って帰るだろうか。
その場合は、必要なものなので買って帰る事が多いだろう。
 
もしくはセロハンテープが欠品で小さいタイプのセロハンテープだったらある場合はそれを買って帰るかもしれない。
しかし将来的に使用するのは標準的なサイズのセロハンテープとテープ台だという認識が頼まれた人になかった場合はそれを買ったとしても間違いになってしまう。
 
別の方法として、ダイソーでは欠品だったので文房具屋に行って、セロテープとテープ台を購入して帰ることも考えられる。
文房具屋で良い物を買ってきた場合、長い目で見た場合なら、テープ台の耐久性も信頼があるし、セロテープの粘着力もダイソーで取り扱っているセロハンテープのように粘着力が強かったり弱かったりするという当たり外れがないので無駄な買い物ではない。
しかし経費を抑えるためにダイソーで安く揃えようと思っていたのに、頼まれた人の裁量で購入したその買い物のせいで経費予算を超えてしまうことになるかもしれない。
 
以上の、不測の事態における判断、行動は幾つか考えられる。
しかし、買い物を頼んだ者は頼まれた者の裁量が自分の予想の範囲から出ている場合、何をやっているんだ!という思いで、勢い任せに怒ることもあるだろう。
あーそうか、ないのでそういう判断をしたのか、ちゃんと言ってなかったけど、すぐに要る物じゃ無かったからまた今度でも良かったのに!という人もいるだろう。
 
しかし私の上司の場合はいつでも何時でも前者だ。
 
たとえ話だったので、買い物としたが、やったことのない仕事且つ前提条件の伝達不足+不測の事態が起こったとしても前者だ。
その為に、今日は朝から期限が悪い様子。
前提条件の伝達不足という痛恨のミスにもかかわらず、言った言ってないなどという言い合いをしても仕方無いのだけど、自分としては言われたことはちゃんとメモを取り、初めての仕事でもキッチリカッチリ言われたことは完璧にこなしていたはずだった。
それだけに納得いかないんだよなぁ。
前提条件の伝達不足に加え、不測の事態が起きていたというのに完璧なものを求めるなんて。
ただでさえ、初めての仕事の場合は、不測の事態や例外がない一般的な事から流れややり方を覚える方が理解しやすいし、覚えやすいと思うのだけどなぁ。
いきなりサバンナに子どもを放り出しても野生の本能が残っていない乳飲み子は狩りなんて出来ないものだと思うんだよね。
で放り出した上司は、読んで字の如くその場に居ないって言うか遊びに行っているんだよねぇw
 
やはり、山本五十六の「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」だと俺は思うし、そんなに多くの部下や後輩を持ったことはないのだけど、そうやってきただけに、そうされたい。
実際そんな立派な上司に巡り会った事なんてないんだけどさw