写真日記@ミサンガ230日目

今日は二日酔いで昼過ぎに起床。
抜けきらない酒でウダウダして、立ち読み入ったり、昨日持って来るの忘れたという物を受け取りにいく。
帰宅後だらだらとネットしたりテレビを見たりするという一日。
 
で、昨日の話。
昨日分にも書いたけど、どうやらリストラされて無職になるらしい。
そして次は自分で経営したいのだという。
が、具体的な中身は何もないが、方向性としては商品を売るという商い。
今までの仕事柄としてもそれには自信があるのだろうし、当然と言えば当然だろう。
 
そしてネットでの販売も視野に入れ私の力が欲しいのだという。
先の見えない話というは嫌いだし、1度しかない人生、挑戦したいという人もいれば、私は楽しみたい。
できるならば出来るだけ苦労は背負わず遊びを中心に生きたいという考えの人なので、銀行からの融資を受ける際などに必要な行動計画書のようなものがない話には乗らない。
 
で、話の流れというか別案件もあり、ちょっとした企業というか協会の代表っちゅうか会長に会い、話を聞いて一緒に酒を飲む機会ができた。というか行ってきた。
やはり、60歳という人生の中で苦労や成功の中で培った人生観を聞けるというのは勉強になる。
やるならば、元上司とよりも、その人との方が良い。バックボーンもしっかりしているし、覇気もあるし、虚勢だとしても自信があるように見える。
人は自信のある人について行こうと思うのが通常だと思う。
 
その人と花の金曜日に街を歩いていると、メタボリックな親父どもが道を開け、夜の店の人たちがお辞儀をして挨拶をする。
まぁ本人はハッタリだとか言っていたけれども、街のちょっとした顔役というものに男は憧れるだろうし、自分もいつもは金がないのを見透かされて相手にされない店のスーツなお兄さんにお辞儀付きの挨拶をされて気分が悪くなるはずもなく、お酒の力も加わって、もう少しで勘違いするところだった。
その人は、義理堅いようで、昔苦しかった時代にちょっとした優しさをくれた人がやっている店に幾つか連れて行って貰いその話ばかりしていたが、多分それを教えたかったのだろう。
その中で、自分の金では到底行けないクラブにもいったのだが、やはり苦労した時に世話になったというか女気を見せた人しかテーブルに着けず、個人的には向こうのテーブルで飲んでいた○○会社のメタボリック社長についていたお姉ちゃんに水割りを作って欲しかった。
 
そんな中で、その人は私に、

“お前に親父が居ないのなら俺を親父と思えばいい。俺じゃなくとも誰か一人でも何人でも親父と思えるような人に頼ればいい。見本にすればいい。俺はお前の親父代わりになってもいいぞ。”
“カウンター5席しかない店の大将でも自信があるから大きく見える。”
“たとえ自信がなくてもハッタリでもいい虚勢でもいい、見栄でもいい。そう振る舞えば自信があるように見える。自信がある人に人はついていく。”
“お前にたとえどんな能力があろうとも、その能力を発揮できる場所がないから、通用するのか解らないから自信がないのだろう。”
などと言っていた。
普段、大衆居酒屋等々で安く薄い焼酎の水割りしか飲まないので、良い店で高い酒をついついハイペースで飲んでしまったのでハッキリとした文脈、言葉は覚えていないし、他にもなにかと言われたかもしれないが、それらの言葉が残った。
それらの言葉が、ちょうど今目の前に何もなく自暴自棄になったり、卑屈になったりしている自分を見透かされて言われた言葉のような気がして強く残っている。
 
しかし、それがあの元上司の実父からの言葉だというから世の中皮肉なもんだ。
クラブの姉ちゃんの中にも元上司の友人や、もう一人の上司の同級生が働いていたりしたし世の中、特に田舎は狭い。
ってかさすがは協会の会長の人脈凄すぎ。新聞等々のメディアでしか聞いたことのない人の名前がポンポン出てくるw
そんだけの人脈があれば子どもの失業も屁じゃないんだろうなぁ。起業したいっていったら厳しくもアドバイスしてたし。
その人脈から俺なんかの過大評価されたネット知識より、本当に強いIT戦士を誘致しろよw