写真日記@ミサンガ227日目

遠くの方で目覚し時計のなる音がした。
目を開けるとデジタルが7時をしめしていた。
ベッドから起き上がって出ないと見えない風景なのに、目の前に見える風景は、自分がベッドから出ていることをしめしていた。
 
次に気づいたのはまた遠くの方から聞こえる「目覚ましが五月蠅い」という姉か母の怒鳴る声。
「はい!」と大きく普段は家族にそんな返事をしない自分に違和感を感じることもなく目を開けるとまた目の前に時計が。
今度は8時をしめしていた。身体だけがちゃんと起きていて意識はまだ夢の中にいるのだろうか。
 
意識までもちゃんと起きた時にはデジタルは12時半を示していた。完全に寝坊。
今勤めていなくて良かった。いや、収入がないから勤めたいのに。
 
そして、喉の異常な痛みに耐えられず、薬を飲む。
そのまま座り作業で寝坊した時間を取り戻そうと頑張るも、メッセの呼び鈴に反応して楽しくおしゃべり。
トイレに行こうと席をたったら、意志に反して思わぬ方向へ身体が進む自分に笑いがこみ上げる。
 
どうやらまた風邪をひいてしまったようだ。
それとも、喉の痛みとは別で、ただ単にご飯を食べ忘れていたために力が入らないだけだろうか。