「おかえり」

今号のギャングキングは胸にくるものがある。
ギャングキング好きの人でも好き嫌いが分かれるかもしれないが、自分としては好きな話。
鬱展開とまでは行かないものの、空虚感、やるせなさとでも言うのだろうか。副題が「ジミー君のビューティフルサンデー」となっているがクソッタレサンデーの方が合う。
語彙の少ない自分では言葉にできないのが悔しい。*1
 

今回の話に似た体験をした人もいるだろう。共感する人もいるだろう。感情移入して気分が落ち込む人もいるだろう。
しかし、笑顔で暖かく「おかえり」と迎えてくれる母に安らぎ、救われることだろう。
ギャングキングの良さは鬱展開のまま終わらないこと。捨て犬の話など中にはあるが基本そのまま終わらない。
 
そんなところも含めギャングキングが好きだ。
少なくとも今回、愛すべき大切な人が知らないところで今回の話のような体験をし、何だか気分優れない時に少しでも安心し安らぎを感じれるよう迎えれる人になりたい。
笑顔で暖かく「おかえり」と迎えたい。


参考:ヤングキング2008年13号(少年画報社)/柳内大樹ギャングキング』第105話*2

*1:今回の話をうまく伝える術を知らない。内容をキャプって紹介できないのが残念

*2:単行本に収録されるのは14巻〜16巻あたりになるかな?