正直これは心動いた

あの手この手で引き止めるのも最終段階といった感じかな?
今日はついに、本社から専務がやってきて引き止めに参加。
って二ヶ月くらいしかいなかった試用期間中のアルバイトをそこまで引き止める必要がどこにあんのだろう。
専務が提示したのは、本社で商品カタログやDM等のデザインの作成チームへの参加。
但し、商品知識を養う上でも現場でもう少しやってもらう必要があるというもの。

正直これは心動いた内容です。
自分はDTPをちょこっとまたやりたいという思いがあったし、辞める理由として次にデザイン会社に内定もらったという嘘までついてひきとめを拒んできた。
ちょうどそこへ、本社でのDTP。自分の苦手な写真に関する箇所は外注でやってるというし、今の腕でも行けると思う。
だが、問題と疑問も浮かぶ。
どれだけ現場でいれば本社へ呼んでくれるのか、本社のある東京で生活できるだけの給料はもらえるのか、私のDTPに関する力量をしらないうえ、アルバイトなのにそういう話が出てくるのか。
それらを総合しつつ、探りをいれるべく、店長が引き止める話の中で、専務が言っていた話は考えなくてもいいか?と尋ねた。
したら、「考えなくて良い」きたこれ。
専務と店長の関係からして連携して止めに来たのではないということは想像できたが、店長はあくまで今の店の頭数としか見てない。
直接専務と話ししてたほうが具体的な話も聞けたのに。
まぁいいや。どちらにしろ現場で何年もいなければならないのならばどのみち断ってたし。
だって、商品知識なんてないのに。商品カタログや冊子、チラシを作ってたもとプロなんだぜ。
自社の商品ならば、毎シーズン新商品がでるし、それこそ現場での商品知識は特に必要ないじゃないか。
現場がいや、店がいやと言っているのに、そりゃ止めるだけの話でしかないじゃないか。
それに、店長ならば、専務が本気で元プロの技を必要としていたとしても、本人が希望してないといって簡単に辞令が出る前に、私に話が来る前に断るだろうし。

ただ、本社勤務といえど、自社DTPは広告推進部とかの部署になるんかなぁ?とりあえず、現在の作業員は二人だそうで、そこへ行ったとして果たして出世できるのかどうかは疑問。
まぁ、いいや、うん、もとからなかったことにして辞めることをやめるということはないよ。

因みに、秘密の書類の期限を一週間と決めてこられた。
無理ですと即答。
無理とかだってとか、でもとか言う前にやってみろ的なことを言われた。
そりゃ、あんたどう考えても司法書士でも行政書士でもないやつにできるようなもんじゃないだろうと突っ込みたかったが、いうとまたうるさいのではいはい、と返事。
もち、今日も作業はいっさいやらないぜ。一つの法令を調べるだけで資料収集と内容確認および理解に、三時間かかった。
本業にさしさわるもんね!