そして僕は、途方に暮れる。

怖くて確認出来ないことが後々後悔する種になるのなら、多少の恐怖は我慢するだけの勇気が必要だと解っちゃいるけれど、常識破りな事を出来ないヘタレ。
そして僕は、途方に暮れる。

今も欲している君を それは否定できない
それが眼の前だけの狭い世界で生きているからなのか
本当に想っているからなのかの区別をつける自信も正直ないけれどもね

だけどもうちょっと もうちょっと 一緒にいられればな と
だからもう一度 話がしたい 

どうしようもなく もう二度と声が聴くことが出来ないのだとしたら
僕の未来がまた一つ変わってしまうだけだけれど
苦虫を潰したようなこの気持ち悪さは 時間が解決してくれるとは到底思えない

もしも何て考えればいろんなことが頭を駆け巡る
事例も持ってるし 別のことも考えられるし
声を聞けない 伝もない
そして僕は、途方に暮れる。

最後の願いを託し手紙を置いてきた
これでもう二度目の手紙 置いてきた
だけれどもね 二度の失敗くらいで この僕が諦めると思ってもらっちゃ困るんだよ
といっても 次の手はもう三手しか残ってはいやしないのだけれどもね

だからもし 迷惑をかけたくなくて消えるというのなら その行為自体が迷惑であって
その優しさは 互いにすれ違ってる 優しさ
それは前にも同じことがあったから解る
だからもし 切りたくて消えるというのなら その行為自体が解せないのであって
約束を交わした相方の僕は 果たせない約束をどうすればよい?

待つのが嫌いな僕は次の手に出るのは次の木曜日かもしれない
だけれどベイビー どうやらそれはムダに終ってしまう予定であるようだメイビー
どうやら今月はどの日も合わないみたいだ 動きたくても動けない
同じ手を繰り返して 手をこまね続けるしかないのかもしれない
だけどその間に悪い予感が的中していたとしたと考えるとやっぱり早めに動きたくなるし
動かなければならない
では金曜日その日に賭けてみることにするよ 

もし嫌がっても解せない僕は訳を、理由をしりたいだけなんだ
たった一言で済むかもしれないそのワケを知りたいだけなんだ

だから僕は待っている。 待つのが嫌いだから少しづつ動いていく。
何か行動で示して欲しいと思っている。