子猫

今日は立ち読みの日。近くのコンビニに出かけた。
そこには最近住み着いた黒猫がいるのだが、今日はねずみ色をした子猫と黒猫が若者のあげたパンをほうばっていた。
人間を警戒していないようである。ここにいれば餌にありつけると気づいたのだろうか。
しかし、そんなコンビニのものを毎日もらっても、子猫にとっては毒でしかないのになぁと思いつつ店内に入った。
コンビニの廃棄弁当をあげていたブタが早死にしたり、奇形児の子どもが生まれたりしたという報告があったし、毒で腹を晴らせなければならないなんて惨いなぁと思いつつも、世の中に無添加食品や、有機栽培した食物から作った食品なんてごく一部であり、有名メーカーの食品においては薄利多売の為に作られたものばかりで人間にとっても毒でしかないものばかりだし、先進国の食生活は恐ろしいものがあると思う。
そんなことを考えながら立ち読みをし、店をでると、子猫が俺の脚にまとわり突いてきた。足蹴にするわけにもいかず、かといって上げれるものもない。それに自転車できたとはいえ、こうまとわりつかれては巻き込みかねない。
何度か子猫を抱き上げて他所へとやるが、直にやってきて自転車にのることができない。
すぐ近くに女の子がいたので、その娘に助けを求めようとしたら、母猫の黒猫がやってきて子猫を引き除けてくれたので、ようやく帰ることが出来た。
しかし、猫って一度に数匹子どもを産むはずなのだが他の子猫たちはどうしたのだろうか?
まぁ、来週の立ち読みの日に子猫がまたいたら写真の一枚でも撮ってみようと思う。
しかし、駐車場にいすわる猫の親子を知らずに暴走して入ってくる馬鹿者たちが運転する五月蝿いだけの車にひき殺されないかどうかが心配だ。