3年B組金八先生 九話『しゅうの母の秘密』随想

 今回の自習時間の3Bの様子は至って静かだった。あれは自分たちの自習時間と比べても静かなものだ。素晴らしい。だが、ただ単にシュウのことがみんな気がかりで馬鹿騒ぎしてないだけなのだとしたら、通常ならば騒がしいのだろう。しかし、次のシーンでは馬鹿騒ぎ。先生までもか…。それにしてもシンタロウが一番心配しているようで、前回もシュウを助けるために動いたり、意見したりと気に掛けている様子。眼の前で拉致られる瞬間を見てしまったからだろうか。それともそういう仲間意識がもともと強いガキ大将タイプなのだろうか。どちらにしろ、シンタロウの言動が今期の金八では気になってしょうがない。
 シュウに対する寄せ書き?はどれほどシュウのことを理解して書いたのだろうかとちと疑問。シュウとそれほど仲の良いわけでもない者も中にはいるだろう。そういう者に「頑張れ」なんて書かれてもどうしようもないと自分は思うのだけれどね。自分が書く側でも書かれる側でも同じ。偽善でしかないような気がしてしかたなく、そんなものならば書くだけ失礼な感じがしてしまう。ただのクラスメイトってだけで、事件背景も知らずにかるがるしく「頑張って」なんて口にするのは偽善だ。と我思ふ。
 シンタロウは密かに感動しぃなのかね?そういう奴いいね。素直に感動できる人。