子育

 自分の部屋から見えるアパートに小さな子どもがいるようで、毎日賑やかだ。今日はちょっぴり暑いからと窓を開けると、ほら、今日も泣き声が聞こえてくる。毎日昼間は泣き声が聞こえる。母親の大きな声も聞こえる。まだ小さい子どもなんだから言って聞かせてもそれに従うとは限らないのに、大声を上げるだけ体力の無駄であろうと自分は思うのだが、その家庭では母親はいつも大きな声で怒っている。掃除機の音と子どもの泣き声、そして、母親の怒鳴る声…。静かな部屋が欲しい(笑)
 人間には褒めて育つタイプと怒られて育つタイプがいると思うのだが、子どもの時分は“我”が強くてもそれを実行に移せるだけの知能と体力がないのだから、我儘にならない程度に褒めて育てた方が良いのでは。と子どもがいないくせに自分はそう思うのだが、その家庭では昼間は常に怒って育てているようである。
 昼間つねに怒っているということはそれだけ不快感が増え、大声を出してストレスを発散させているようで、実はストレスが溜まったりしないのだろうか?そして終いには、「バチコーンっ!」と子どもに手を上げてしまい、その間隔が短くなり、力も強くなり、限度が越えて、虐待になったりするのではないだろうか。と思ったりした。
 うん、やはり褒めて育てた方が良いような気がする。だからといって我儘にはならないように、小さい頃から、理論的に論理的に説明し子どもに言い聞かせよう。理解できないだろうけどね。まぁ、まだ子どもがいないので、当分先のことになるんだけどね。子どものいる部屋の様子を知っている今の状態じゃ養えないしね(笑)