無職14日目

 自分が会社を辞めて14日目になる。その二週間の間に一体自分は何をやれて、何をやれなかったであろうかと、考えた。ぶっちゃけ結論から言わしてもらえば、まったくもって何もできちゃいない。とりあえず、やりたいと思っていたことについては、暑いのが辛いので、夜な夜なコソコソやってたりはしているが、それが、金となり、それで喰っていけてるかといえば、まったくもって喰っていけていない。もともと、会社にいたときは自分の時間すらもてなくて、安い給料を貰っていてもパラサイトをやらせてもらっている身分の自分は、金を使う必要がそれほどなく、未だに三月の給料で生活できたりしている。
 しかし、お金なんて使うときはあっというまに無くなってしまうものであることも知っている。このまま自分の時間を取り戻すべく遊びまくっていても何も始まらないことは一応、高校くらいはでているので、想像することができる。

 自分の中には何があるのか解らない。自分の思い・考えを伝えれば、ガキのくせにとののしられる。何を探しているのか自分でも解っちゃいないのに、見つからないんだと言い訳を繰り返し、誰かに叱って欲しくても、誰かといると息苦しくて、優しくしてくれる人に甘え、狂いたくても狂えない理性と恥ずかしさに今日も一日が終わっていく。
 あぁ、我が素晴らしきクソッタレ人生に涙がちょちょぎれる。
はてなポエマラー:自称吟遊詩人的文豪