肝心なことを書き忘れていたので、かくぞ。

 今日、久しぶりに早く仕事が終われたので、もちろん、早く家路を急ぐわけです。いつもなら、自分家方面の車道は車が少ないので毎晩エンジンが悲鳴を上げるほど飛ばしまくって帰るわけなんですが、今夜はいつもと違い、車が多いわけです。当然です。いくら田舎だといっても午後7時なんて言えばまだまだスーパーも開いている時間なのですから。
 そんなこともおかまいなく、自分は我が道をぶっ飛ばして帰るわけなんですが、後方から、誰の曲かも解らないくらい音割れガンガンでくるやつがいるわけです。そん時は窓全開に開けて全快に若い兄ぃちゃんが走ってるのかと思ってたわけですが、車を書き分けて自分の原チャリの前に出てきたのは単車ではありませんか!!
 そうです、そうなんです。これはまさに、俗にいう族っていうやつです!自分はもう、「おぉ〜おーおー、ホンモノだぁ!!」ってな感じです。もう大興奮です。その単車のミラーごしに眼があっちゃった時にはもう、鼻血がでそうになるわけです。
 そん時は、族は族らしく信号無視して行ってしまわれたのですが、族に触発された自分はもう、アクセル全快に全開で音割れしてる曲のする方へと追いかけるわけです。次の次くらいの信号あたりで運良く追いつけたわけですが、なにしろこっちは全快の全開なわけで勢いあまって追い越しちゃうわけですよ。もう、エンジンなんて悲鳴あげっぱなしなわけで、2ストではなく、4ストのバイクでもそりゃ五月蝿いくらいの悲鳴なわけで追い越してしまったわけで、自分はもう、いつ音割れガンガンで「何しとんのじゃぁ!」と追いかけてくれないかともう、興奮しまくりで待っていたのですが、大通りにでると、その単車は音とともに消えてしまったのでした。
 けっ、珍走団なんて結局それくらいのもんかよ!と、ミラーごしにいないことを確認して心の中で思ったのでした。
※迷惑な走行はやめましょう。