写真日記@ミサンガ82日目

今宵は自分の誕生日。
でも24年間生きてきて一番つまらない誕生日だった。
寝坊をし、これといってやる気も起きず、誰からの連絡もない。
夜は夜とて一人寂しく卵ご飯を食し、ホットサンドでも作ろうかと中に入れる物を準備し終えたところでからしが見あたらない。
しかたなくからしなしで作ったらやっぱり物足りない。
そうかと思えば、電話している母ちゃんがなにやらジェスチャーをしているが、意味が解らず無視していると、突然、床を本で叩いた。
それも買ったばかりの俺の本のすぐ近くで。幸い、なにごとかと「ちょ、まてや!」と本体と表紙*1を回収しきったところだったので助かったが、そこにはGがいやがった。
ちょ、そこさっきまで俺が座っていたとこ。お前どこにいやがったんだよ、ボケ、カス、死にさらせ!という怒りと共に、母ちゃんに、「口で言えや」「電話しゆろうがえ」「ちょいと止めればいいじゃん」「仕事の話やから止めれない」「そんなもん自分のさじ加減ひとつやろが」などと喧嘩勃発。
全く以て楽しくない誕生日だ。誰も誕生日だということを覚えていない。友達もだ。もちろんそんな友達には誕生日を祝ったこともないのでお互い様だけど。
年を重ねるにつれ寂しい誕生日を迎えている気がする。
なので、今年は自分でプレゼントを買った。といっても毎月楽天で買っているが、今回たまたま誕生日に本が届いただけだが。
Gから見事救った、三代目魚武濱田成夫の日本住所不定だ。
まだ三章までしか読めていないけど、厚すぎる。
さすが、848ページだけのことはあるw ただ、角川書店から出した東京住所不定と違って写真がモノクロなのが残念だ……。

 

*1:表紙を外していつも本を読む