戦後六十年

戦後六十年ということで、メディアなどではよくその言葉が見られます。
今日もTBS系で特番が有り、間にドラマなどをはさんで再びNEWS23でも特集がくまれていて、明日の8/6ヒロシマの前に考えさせられた。
 

午後六時五十五分からやっていた特番では、ヒロシマに原爆が落とされるまでの経緯から落とされた後のことなどを描き、さらには原爆の開発・投下・撮影を行った学者も登場していた。
自分が戦争を知らない世代でつい大昔のことのように感じてしまうことがあるが、たった60年前の出来事なのである。
当時の関係者も生きており、未だに苦しむものも大勢いる。
 

番組では、子どもを助けられず、自らの命の為に子どもを置いて逃げた女性のエピソードがあり、胸を締め付けた。
 

もし、自分だったらどうするだろうか。
そんなことを考えた。
しかし、答えはその女性と同じだろうと思った。
自分の子どもを見捨てることになってしまうが、実際そんな状況になったらどうするかは本当のところは誰も解らない。
しかし、現在、今の状況に置いても、自分の命は何ら危険に晒されていない状態でも同じことをしようとしている自分だからきっとそうなんだろう…。
そんなことを考えると胸の奥のほうから何かが湧き出てきた。