野狐禅LIVE@野狐禅全国ツアー'04-'05「ステキ狐のさんぽはステキ」

 いやぁ、まぁ日付とツアータイトルからどこの何処のライヴハウスかがバレルわけですが、まぁいいか?しかもネタバレ有り。ということでこれからライヴに行かれるかたは注意。
 彼女からのメールで今回のライヴは椅子に座って見るということを知ったので、早めに行くも、整理番号が84番とちと入るのが後だったが、前列に座ることができた。しかし、そこは既に誰かが席取りしていたらしく、移動せざるをえなかった。それでも二列目の竹原ピストルのまん前とかなり良い席。あとは、開演を待つばかり…。
 すると、ローディさんと思われる方が水をもってセットしている。それが終わると直に舞台袖に引っ込んでいく。袖の方で何か被っている模様。すると、ステキ狐さんが登場し、ギターのチューニングをして、引っ込む。会場からは
「あれは竹原ピストル?」
「いや違うろ。肉質が」
などと話し声。すると舞台袖から竹原ピストルと思われる「イエー!」というような気合いをいれるような声。そしてついに野狐禅登場。
 まずは「あじさい」そして、「東京紅葉」。ヤバイ。たった二曲で鳥肌。涙が出そう。東京紅葉良い。ライヴで聴くと更に良い。そして「初恋」歌詞間違えてた(笑)
 MCもとても面白い話を聴けた。「子育てマイエンジェル」「酔ったおじさん」「港での釣りと釣具屋のおやじ」「右手の痛み」「祟り」「午前三時に勝手につくテレビ」「子ども電話相談室」など笑わしてもらった(笑)
 まぁ、MCは一気に書いたが要所要所で言ってたんだけどね。当たり前か。
 そして最後に「ぐるぐる」これ好きなんだよね。全編を通して良い歌詞。アンコールで2曲演ってくれ、最後はステキ狐さんも踊り狂う。そしてあっという間に二時間が過ぎたのだけれど、もっともっとという会場の期待に答えてくれて、急遽、二回目のアンコール。会場からのリクエストで「少年花火」「銀色」など三曲を演ってくれた。自分としては「鈍色の青春」「自殺志願者が飛び込むスピード」も聴きたかったのだが、それでも満足の内容だった。
 全体を通して、椅子に座って聴くというスタイルだったのだが、野狐禅のライヴは座って聴くより立って聴くというスタイルの方があっているような気がした。御尻が痛いしね。椅子が硬くて(笑)
 あと、あまりTVなどでは濱埜くんの演奏などがあまり写らないので知らなかったのだが、壊れそうなほど頭を振っていた。その度に髪の毛がわっさわっさと揺れる気にならないことは絶対にない。濱埜宏哉作の約束も聴けたので良かった。この歌詞も良い。
 そして凄かったのは竹原ピストルの汗。二曲目から既に汗が飛び散っており、三曲目ではしたたり落ちており、ギターが濡れていたし、動くたびに汗が飛んでいる。熱い男だ。
 ライヴが終わり、彼女をまっていると、なんと野狐禅が出てきた。マジッスか。出待ちには四人ほどしかいなかったのだが、自分も近くまで行って見るも何ももっておらず、惜しいことをした。後で気づいたのだが、カバンの中にはメモ帳とペン、そして、ポケットには携帯電話も所持していたので、サインも写真も頼めたのではないかと気づくももう遅い…orz人間てんぱると何もできないようです。
 そして、彼女も出てきてその興奮を伝えると、彼女は野狐禅と一緒に会場の掃除をしていたらしく、かなりジェラシー(笑)その時に聞いたのは、これから野狐禅は駅近くのサウナに向かうということだった。
 車で出るときに竹原ピストルは「ウィー」とサービスしてくれたり、「ありがとうございます」とサービス精神豊富だし、腰も低い感じで好印象だった。もちろんライヴも最高。次のツアーでも地元に来てくれるとありがたいし、それが当たり前の日程になるとさらに嬉しいなぁ。



東京23区推奨オモイデ収集袋(通常盤)
野狐禅 竹原ピストル 江川ゲンタ 濱埜宏哉
ビクターエンタテインメント
2004-11-17


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