4日目

 え?まだ4日目なの?もう既にお腹いっぱいです。今日は、今までで一番事業時間が長かった日でした。学科3時間と技能2時間の計5時間。今までで一番といってもまだ4日しか行っていないのだから大したことないのかもしれないけれど、調べてみると第一段階の自分の予定では2番目に多い日だったみたいです。一番多いのはどうやら、第一段階の模擬試験がある日みたい。
 今日やった学科は、4-6教科書でいうと、「車の通行するところ・車が通行してはいけないところ」「緊急自動車などの優先」「交差点などの通行・踏切」「安全な速度と車間距離」の4項目。まぁ項タイトルからでも解るような内容。その中で、原動機付自転車二段階右折に関して自分は大きな勘違いをしていたことを知った。しかもよく見かける多くの原チャリ達が間違った右折をしている。恐らく、原チャリの免許取得の際にちゃんとした講習や技能の教授があればきっとそういった行為をする人たちも少なくなるのだろうと思うのだが、実際は筆記試験にさえ合格すれば、簡単な講習と技能講習だけで直に運転免許が取得できるのだから、ぞんがいみんな適当だ。だから、白バイなどから眼の敵にされるんだろうと思うのだが、どうなんだろう。確かに、自分の家の近所でも殆どが二段階右折しなくてはならないのではっきり言ってめんどくさい。明日から、第一種普通自動車運転免許取得まできっと自分は大通りを通らずにいろんなところへ出かけるだろう。
 技能の2時間は、まず最初にMT車で後退と坂道発進坂道発進というとよくエンストを起す運転免許を取得する上で一番最初にやってくるといわれる難関である。しかし、そこは自分は違う。坂道発進の前に、坂道を上る途中でエンストするというおちゃめぶりを発揮してきた。坂道発進なんてエンストどころか、飛び出し発進する始末…そんな危ない運転をやらかすものの、授業は後退へと進む。もうこれは、ちょっと広めの道で右端から左端へと、左端から右端へと後退するだけの簡単なものだったので、かなりゆっくり後退しながら落ち着いていられたので、殆どミスもなく終了。坂道発進の方が不安だったのに、次の授業でやるS字カーブとクランクをやらされるも、案外落ち着けば簡単にいけた。。しかし、よくもまぁ、あんな視界の悪い後退で駐車できるものだと感心する。そのうち訪れる車庫入れや縦列駐車に大きな不安を感じる。
 技能2時間目は、AT車の性能と基本的な走行。もう、あれです。すんごく簡単に走らせることが出来ますね。自分は就職の資格で第一種普通自動車運転免許(AT不可)という文字の為にMT車の免許取得に奮闘しているのだけれど、男に対するこの就職差別がなけりゃもうAT車で運転免許を取得してたよ。と声を大にして言いたい。言ってやりたい。物申してやりたい。叫んでやりたい。世間に、社会に。小声で…。しかし、そんな簡単に走らせることができるAT車でも一昔前(今でもあるらしいが)AT車の性能が仇となった事故なども少なくないという。また、エンジンブレーキMT車と比べて効き難い(少なく)ブレーキ操作が大切になってくる。次にAT車に乗るのは二段階の路上での走行なので、それまでに間隔が忘れてないことを祈る。